土鍋でのおいしい炊き方
圧力鍋のご飯も美味しいのですが、土鍋も魅力があります。一日に炊くご飯量は家族の人数によっていろいろだと思いますが、人数が少なくて1～2合程度しか炊かないのなら、炊飯ジャーで炊くより土鍋で炊いた方が美味しいご飯ができます。又、土鍋で炊けばカリッと香ばしいオコゲもついているのが魅力で、これが大好物だという人も多い事でしょう。
土鍋を使ってご飯を炊くというと難しいものだと考えかもしれませんが、上手に炊ければ、ふっくらでつやつやした美味しいご飯がいつでも楽しめるようになります。特に少量でも美味しい点が1人暮らしの人にはかなりありがたいはずです。
何処にでもある普通の土鍋を使った美味しいご飯の炊き方は、材料を最小ということで「米1合、水1カップ」で紹介しましょう。はじめにお米を1合（180cc）計って、炊く30分以上前にといで、ザルで水切りしておきます。
次に土鍋に米と水1カップ約200ccを入れて、蓋をしてから中火にかけます。中火状態で約5分が経過すると、さっそくブクブクと煮上がってきます。この時点で火を弱めて吹きこぼれない程度に火力を弱めに調節するのがコツです。更にその状態で10分間炊き続けますが、特にこの間は蓋を開けないように注意してください。10分が経過したら、最後に強火にして約10秒待ってからさっと火を止めてください。
土鍋の音を聞いてみるとチリチリというオコゲができていく音も聞こえるはずです。香ばしい匂いもしてきますが、以後15分間は蓋を開けずに蒸らせば完成します。この方法は土鍋ではなく、普通の鍋でもOKで、ホーロー鍋などの厚い鍋なら同様に美味しく炊くことができると思います。